ご支援の概要

お客様:デジタルマーケティング企業(従業員数 約80名)
目 的:評価制度の目的と機能を理解し「目標管理を使った部下育成」ができるようになる
対 象:部下を持つグループリーダー以上20名程度
形 式:オンラインにて3時間

実施背景とねらい

同社では、これまでマネージャーのみが評価を担っておりましたが、一人当たりの評価人数が多い中で「マネージャーが部下全員を見きれていない」という状況が起きていたため、評価者を分散し、現場に近い上司が目標設定、評価できる体制を構築することで、成長を加速させるために組織体制を変更しました。

今回の研修は、新たに評価者を担うリーダーが増える中で、目標管理制度を“単なる評価のための仕組み”として終わらせず、「目標管理を通して部下を成長させ、組織成長を加速させる」ために必要な運用ポイントの共通認識を持つために企画されました。。

研修の構成

研修は、参加者が実務経験を積みながらリーダーに昇格したタイミングということもあり、概念の理解と具体的な実践イメージを両立させた構成にしました。

【アジェンダ】

  • 目標とは何か?なぜ重要か?
     ──「評価のため」だけではなく「個人の成長と組織の成長を結びつけるため」という視点を共有
  • 部下の目標設定のポイント
     ──納得感を高め、コミットメントとモチベーションを醸成するための評価設定のポイントを共有
  • 納得感を生む目標設定1on1の進め方
     ──対話を通して双方が納得感を持てる「合意目標」を設定する1on1のポイント

1on1パートにおいては、解説、講師のデモ、ロールプレイを行い、実際の対話の進め方、問いかけ方、合意形成のプロセスを体感的に学びました。

受講生の声(アンケート抜粋)

  • 今までは評価を見る人が集中していたが、それが細分化し、マネジメントの負担が軽減できて良いと思いました。評価の運営側として参加するメンバーが増えたことで、偏った評価にならず、納得感ある評価ができる体制に近づけたのではと思います。
  • MBOとコンピテンシーの理解を改めて深め、それぞれが相互補完関係であること、2つの軸を持つことの重要性を再認識できました。
  • 組織の目標を個人の目標に落とし込みそれを達成することで組織目標が達成できるという繋がりを持たせること。また目標は一方的ではなく双方の合意があることが大切ということ
  • ロープレを通して、実際に相手と合意をとるための1on1を実施するときの想定ができたのがよかった。

これからのステップ

「目標管理を使った部下育成サイクル」をうまく回すための、1on1を中心とした具体的な育成、指導方法について学んでいきます。

◆プログラム参考資料

本プログラムで活用したスライドの抜粋です。

◆お問い合わせ・ご相談

本プログラムは、貴社の状況に応じて柔軟にカスタマイズ可能です。
ご興味のある方は、ぜひ こちら にお気軽にお問い合わせください。